梁は動かせない!でも、キッチンリフォームしたい方!必見です
マンションリフォームの梁の逃げ方
キッチンリフォームをする際には、注意すべきポイントが沢山あります。
今回は 梁(はり)に注目してみました!
マンションやアパートは、その構造から耐久の為に躯体が出っ張っています。部屋の空間を広げる意味でもあります。
窓際の大壁にはもちろん、部屋間の間仕切り壁や部屋の真ん中を通る【梁】など 建物によってその形状寸法は様々です。
キッチンの吊戸棚に、この梁が走っているとそれ相応の対応が必要となります。
ここでは、そんな【梁】の逃げ方についてご説明いたします。
①キッチンと並行にある場合
A案:梁の奥行に合わせて壁をふかす。
キッチンの間口か、キッチンスペース分 梁の奥行と長さに合わせて下地造作を行います。
キッチンの取付けは簡単にはなりますが、大工工事の費用がかさむことと レンジフードが思ったより出てくることになります。
B案:梁対応吊戸棚キャビネットを使う。
キッチンメーカーでは、リフォーム対応しているメーカーさんがあります。
吊戸棚自体が、現場で梁カットできるよう対策された商品です。
現場サイドは、楽ですがキッチン施工にかなりの技術が必要となります。
②キッチンと垂直にある場合
これは、採寸さえキチンと測れば プランニング上で解決できます。
梁のサイズが、33cm×25cmだったとします。
このサイズより大きい吊戸棚でカバーするイメージです。
45cmの吊戸棚で隣接する高さ調整させます。
キッチンの真ん中に梁が来てても同じ計算で大丈夫なのです。
あとは、天井幕板(フィラー材)で加工すると、見た目もおかしくありません!
この方法がコスト的にも、一番かもしれませんね!
※マンションでのキッチンリフォームはマンションの状況にキッチンを合わせてプランニングと施工をするということになります!