カップボードの使い方からのプランニング
キッチンの周辺収納として欠かせないカップボード。
食器や、食品、家電製品 キッチンで使う色んなアイテムの収納箱には 用途に応じて色んな形状があります。
キッチンリフォームの際、折角なのでカップボードも!とお考えになられたらまず種類から検討してみてください。
ここでは、カップボードのプランニングの基礎についてご説明させて頂きます。
まず、基本からです。
大きく分けて ●トールユニット の構成で組み立てられます。 これを組み合わせることだけなのです。 |
トールユニット
主に食器や買いだめの食品などを入れておくキャビネット。床から天井までの高さがあり、230cmほどが主流となっている。
〇ガラス扉がある開きタイプ
| 〇引違い扉タイプ (どこになにが収納されているかがよくわかる) |
〇パントリータイプ (全体的に透けて見える) | 〇家電収納タイプ
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ウォ―ル+ベースユニット
ベースユニットがカウンターとなり、同じ長さのウォ―ルユニット(吊戸棚)がある。
ベースのカウンターの上に家電を置いたりする。ウォ―ルユニットには、扉タイプとガラス戸タイプが選べる。
ベースユニットの種類開き開き
〇開き扉タイプ | 〇一段引き出し + 開き扉タイプ |
〇3段引き出しタイプ | 〇オープンタイプ |
〇家電収納タイプ |
これらのユニットを組み合わせてカップボードをプランニングします。
※たとえば、間口180cmでカップボードを組み立てる場合・・・
90cmトールユニット+90cmベース・ウォ―ルユニット セット
60cmトールユニット+120cmベース・ウォ―ルユニット セット
という感じです。
キッチン寸法は15cmが基本モジュールなので、簡単に組み合わせが可能です。
※キッチンメーカーによって、それぞれのユニット規格寸法がありますので気をつけてプランニングしてください。ショールームでご相談もいいかと思います。
注意・確認すること
〇カウンターの素材は?
〇トールユニットと天井の高さの確認(隙間を幕板処理するのか?)
〇窓が干渉しないか?
〇コンセントやスイッチがユニットに当たってこないか?
〇キッチンの天井照明器具がウォ―ルユニットとぶつかる可能性?
〇壁付けの引き出しプランニングでの枠との干渉?
色んなカップボードプランニングを楽しんでください!